フリークライミング基本装備表

チェックリスト

フリークライミング基本装備のチェックリストです。はじめてみれば意外と怖くない! 楽しい! 事前の準備で不安をなくして、心軽やかにクライミングを楽しみましょう。

クライミング基本装備



一般登山装備



※不明な点、装備や山に関するご質問は、遠慮なく石井スポーツ各店スタッフにご相談ください。

クライミング基本装備

クライミングシューズ

初めはソールがフラットなクライミングシューズ。ダウントゥタイプは高難度ルートにチャレンジするようになってから選びましょう。サイズは軽く指が曲がっている位の、通常の歩く靴よりも小さ目を選びます(痛すぎないサイズ選びで)

ヘルメット

クライミング・マウンテニアリング用規格のもの。軽量なタイプはビレイ(確保)時にも、首が疲れにくい。

ハーネス

フリークライミングでは、レッグループタイプを選びます。ダイアパータイプ(シットハーネス)は岩稜・雪稜・沢登り用なので不可。サイズ選びも重要なので必ず試着して購入してください。

クイックドロー

フリークライミングではロープの流れを考慮して、カラビナ・スリング・ロープクリップ用カラビナが1セットとなったクイックドローを使用します。支点にセット時に逆にセットすると非常に危険なので注意しましょう。

カラビナ

クライミング用で、ストレートもしくはワイヤーゲートがお勧め。大きすぎず小さすぎないものを通常3~5枚。

安全環付カラビナ

アンカーの作成や後述のセルフビレイ用スリングとの併用など、安全の要になる部分で使用します。HMS型でスクリューロック、ツイストロックゲートタイプを2~3枚ほど。

スリング

アンカー作成用に120~240cmを1~2本と、60cmを2~3本を用意しましょう。8~12㎜幅くらいが使いやすい。素材は主にダイニーマで、多少の衝撃吸収が期待できるナイロン製もあります。

ビレイデバイス

ブラックダイヤモンド社ATC-XP、ATC-ガイド、ペツル社ルベルソ、マムート社クラッグライトビレイなどのチューブタイプ ※必ずHMS型の安全環付カラビナとセットで使用しますので、セットにしてお持ちください。

ビレイデバイス専用ロッキングカラビナ

ハーネスに取り付けた際に回転を防止して、ゲートに不用意に力がかかり破損を防ぐサブゲート付きが安全性からおすすめです。

ビレイグローブ

指先まで覆われている革製がベスト。化学繊維製、指先がないものはお勧めしません。

セルフビレイスリング

不安定な個所で転落防止の自己確保に使います。

チョーク

滑り止め。通常、チョークバックに入れて使います。

チョークバッグ

チョークアップ時に手が入れやすいサイズを選びましょう。

一般登山装備

アプローチシューズ

岩場までのアプローチに使う滑りにくいシューズ。場所によっては軽登山靴でも可。(スニーカーでも可能な岩場もありますが、トレランシューズで、ブロックに泥の詰まりにくくしたソールタイプは岩場ではかえって滑るので危険です。)

ザック

余裕をもって装備が入る大きさの、25~30リットル程度を目安に。

レインウェア

上下が分かれたセパレートスーツタイプのレインウェア。ゴアテックスなどの防水透湿素材がお勧め。

ウェア

乾きの早い速乾性素材のものやメリノウールなどがお勧めですが、ゲレンデの場合はコットン製品でも大丈夫です。基本的には長袖をお勧めします。パンツは伸びやすく足の上げ下げがしやすいものがお勧め。

防寒着

じっとしているビレイ(確保)時などに羽織れるものが使いやすい。季節によってはフリースやダウンジャケットなど。

ヘッドランプ

どんな時でも忘れてはならない装備。長時間照射のLEDタイプ、場合によっては予備電池も。

飲料

季節により飲料水やテルモス(魔法瓶)など。

行動食

おにぎり、パン、お菓子など。

救急用品

絆創膏や滅菌ガーゼ、持病薬など。

テーピングテープ

ケガの処置や、クラッククライミングでは手の保護にテーピングテープを貼って登ることも。