10月19日(土)、ici club神田6F EARTH PLAZA にて
Mt.石井スポーツ・アルピニスト基金メンバー6人による
モンブラン登山報告会を開催いたしました。
自分で考え、判断、行動できる自立した登山者を応援することを目標として2018年に設立された「Mt.石井スポーツ アルピニスト基金」。
その基金により結成された「Mt.石井スポーツ アルピニスト基金」メンバーが今年の夏、ヨーロッパアルプス最高峰モンブランに無事登頂いたしました。
報告会には28名の方にご参加いただき、また、日本各地より結成されたメンバー6名のご家族やご友人も遠方からご参加いただきました。ありがとうございます。
メンバーお手製のWELCOME BOARDで皆様をお出迎えしました
石井スポーツ登山学校 天野校長以下、角谷ガイド、奥田ガイド、今井ガイド、棚橋ガイド、佐藤ガイドと6人のメンバー、横平さん、宮下さん、榛葉さん、石橋さん、沓脱さん、西野さんの似顔絵。
初めに、このMt.石井スポーツ・アルピニスト基金設立に携わった角谷ガイドが、アルピニスト基金とこのモンブラン登山プロジェクトの趣旨を改めて説明いたしました。
その後、6人のメンバーより、2019年2月から半年間にわたるトレーニングや登山用品・装備、遠征実行のために必要な準備(飛行機チケットや山小屋などの宿泊手配、食事、通信機器)の話からはじまり
9日間の遠征当日の詳細な報告を一人一人パート別に発表していただきました。
メンバー6名のうち、宮下さん(応募当時、高校3年生)は海外旅行自体も初体験で、「すべてが初めての体験の連続」であったということでした。
中でも印象的なエピソードがこちら。
半年間かけて準備した登山装備(登山靴やザック、アイゼン、ウエア)から、日常に使うコンタクトレンズや薬等が入った荷物が、なんとジュネーブ空港でロストバゲージ!
英語が得意な榛葉さんが空港や旅行会社とやり取りしたり、急遽シャモニーの登山ショップですべての登山用品をレンタルしたり。
ぎりぎりのリカバリーをしながら、6人が力を合わせ、モンブラン登山成功を果たしたのでした。
(※荷物はすべて無事メンバーの手元に届いたそうです)
最後に、角谷ガイドから6人のメンバーにこんな質問がありました。
『このモンブラン登山を終えて、それまでの自分とこれからの自分はどう変わりましたか?』
「来年の夏、ヨーロッパアルプス・マッターホルンに登る新たな目標を立てました」
「これまでと違う幅広い分野の方と知り合うことが出来ました」
「今回得ることが出来た経験を今やっている仕事に繋げて広げていきたい。」
「この半年間の学びを活かしてアルピニストを目指してさらなる成長をしていきたい。」
それぞれ違う得意分野をもつ、高校生から社会人の6人がお互いを支えながら、モンブラン登頂とこの報告会を無事成功することが出来ました。
報告会に参加いただいたお客様、アルピニスト基金メンバー、メンバーご家族・ご友人の皆さま、本当にありがとうございました。
モンブラン登山までのトレーニングの様子や、当日のルートなどは、下記のバナーをクリックして「アルピニスト基金」ページをチェック!