スキーヤーとの対談を公開していく「人之の部屋」
第二弾は玉川祐介氏です。若い世代の今についてお聞きしました!

玉川祐介
1981年生まれの35歳。小学~中学の期間朝里レーシングに所属。北照高校を卒業し、日本大学へ。H16年から双葉高校に勤務、今年で13年目のシーズンを迎える。双葉高校での指導実績は、インターハイ優勝5回、国体優勝4回、高校選抜優勝11回と実力ある選手を生み出してきた。
目標はインターハイ総合優勝と世界で活躍できる選手をつくること。

「差」になるプラスアルファ

斉藤人之(以下斉藤):まずコーチという立場、監督という立場でのお話を聞きたいと思います。成功していくタイプってこうなのかな、というものはありますか?
玉川祐介(以下玉川):まず練習をやらされてるのか、目標に向かってやっているのか。ここがやっぱり違いますよね。
斉藤:それは何をもって見極めるの?
玉川:やらされてると思っていると、与えられた練習しかしないんですよ。でも上に行きたいやつは、自分で時間見つけて、自分の弱点っていうのを必ず朝練だったり、練習後だったり、合間を見つけてやってる。
斉藤:プラスアルファを確実に作ってやってるんだね。特に練習の中で、差が見えるときってどういうとき?
玉川:練習で一番差が見えるのは、例えばちょっとしたスタビリ(※)とか一つにしても、精度がやっぱ違いますよね。60秒台飛びにしても60秒必ずやりきるのか、 59秒で終わるのかっていうのが陸トレでみえて。で、雪上に上がって感じるのは、まずその斜面、ポール、セットに向かって行って滑ってるのか、 難易度が上がれば上がるほど向かっていけるのか、難易度が上がると自分で一線を引いてしまうのかっていうところですよね。
※スタビリティトレーニング
斉藤:ある程度リスク背負うところと、ゲームとして一本残す為のマネージメント、勝負にでる時に、成功するタイプだったらどっちが多い感じする? 勝負としてグンッと攻めていくのか、マネージメントがあってなのか。両方?
玉川:両方ですね。中学くらいまでは攻めの姿勢ぐらいでいいんですけど、高校ぐらいになるとある程度リザルトにみんなこだわってくるので。ポイントもあるし。 ただ大会によっては使い分けしますよね。タイトル系のインターハイとか国体とかっていうのはマネージメントしながらいくし、ポイントレースっていうのはやっぱり 多少リスクを背負っても最高の滑りをまず出すというか。そのへんの違いはありますね。

練習のメリハリ

斉藤:トップクラスになりきれない層が多いのが現実で、差になる人間ってごくわずかだし、差になることしてるからもちろんトップクラスにいるんだろうけど、 でもやっぱり育成で関わってて、ほっとけば伸びてくるトップクラスの選手はいるだろうけど、コンスタントにメニューのベースになってきてるのってそこの層に対してでしょ? 全体的にどういう層が多いですか?年代とか地域性とかいっぱいあると思うんだけど。
玉川:うちの部活でいくと、たぶん中学の全国大会に上位に絡むところから、全国大会に出れるくらいの層がいるんですね、大体。僕の目的は出れるくらいだけど、全国大会に入賞できないやつを どう伸ばすかっていうのが、けっこうベースにあるんです。過去にも全国大会に出たことないやつもいたんですけど、最終的にはインターハイで入賞したりっていうやつが 何人かいて。そいつらって3年間でけっこう伸びるんですよ。先輩につられるし伸びるし。楽しく練習するっていうのがけっこう大事で。
斉藤:練習の雰囲気は先生が作るの?学生が作るの?
玉川:お互いですね。
斉藤:祐介先生の人気はやっぱりそこなんだよね。周りからも聞くしね。
玉川:楽しく練習するスキーのトレーニングも、やっぱ悲観的になったらねぇ。多少なるときはありますけど。
斉藤:自分そうやって育ったからじゃないの?(笑)
玉川:どうなんだろう(笑)やっててやっぱり面白くなかったら嫌だなぁっていう。かといって、高校生は楽しいとふざけるの見境がつかない時があるんですよ。ノリですね。 そこはちゃんとこっちで手綱をひいていかないと。おだつ前に(笑)結局そこで道を外れていくんですよ。
斉藤:やっぱりそういうのってわかんないとね。全部伝えちゃうと嫌だろうし。聞くチャンスもなくなっちゃうだろうし。 タイミングの見極めって何で接してるとき?スキーのトレーニング以外の時間?
玉川:普段ですね。なんか感じるんですよ。なんかこいつ、最近っていう(笑)男子は特にわかりやすいですね。
斉藤:それは男だからだろうね、おそらく。今、男女の割合は?
玉川:今は全然男子が多いですね。全部で14人いて、男子11人、女子が3人。
斉藤:男女同じくらいのときと、全然違うしょ、空気とか。
玉川:違いますね。どうしてもそれだけ多いと、男子が主体になってくるから、女子はひっそりしてる。
斉藤:女子多い時代はなかったの?
玉川:あっても多くて女子は5人くらいでしたね。でもエントリー数でいったら圧倒的に男子のほうが多いですね。

理想の為に

斉藤:今、成功するタイプが見えて。あとはコーチの能力として伸ばして、開花していくところに目をつけていくっていうときに、ムードが大事であって。 相手があってのその指導かもしれないけども、こういう風に進めたいっていう、16歳から18歳の一番アクティブでフレッシュな人間と接していく中で 俺の理想だなぁって、こだわってることはどういうことか聞かしてもらいたいです。
玉川:スキーに関してですか?全体的に?
斉藤:コーチとしての役割として。たまたまそれがスキーであって。
玉川:まず、知らないことがけっこうあるんです。いろんな知識がないんです、高校生って。だからまず経験させることですよね。例えば飛行機乗って、二十何キロ超えたらオーバーウェイトの 超過料金がかかるって話を聞いて行くけど、オーバー料金がかかるんですよ。かかるよっていう話をしてるけど、失敗するんですよ。じゃあ実際一体何を持ってきてるんだって バーッて見たら、でっかいシャンプーとか入ってて。小さくしないで。そういうのがやっぱり経験してなくてわかっていないから、経験させてあげたり。 あとは…いっぱいありますね。選手以前のことが。心構えも全然ダメだし、必要な部分もないし、平気で食事は好き嫌いするし、食べたくなかったら食べないし、 疲れたら休むし。高校入ってから卒業するまでに、選手としてどうあるべきかっていうのはやっぱり作っていく必要があるんです。
斉藤:団体競技はある程度ムードがあって、規則がきっちりしてるけど、やっぱり個人競技って練習はみんなのチームワークが なきゃダメだよね。チームがあってこそ、自分の練習があって繋がるけど、元々はたぶん自分が好きなスキーってだけで、チームでやるっていう認識って そんなにないところからきてる感じがするんだけど。そのへんはどう?
玉川:そこはまさしくチームがないと練習できないんですよ。そこはそうやって教えてます。みんなでポール持って行ってセットしてフラグつけて、コース整備して。 で、みんなで準備してっていうのを。例えばそれを20分かけてやるのか10分かけてやるのかっていうのも、チーム力なんですね。
斉藤:イメージする流れと違うとき我慢する?
玉川:我慢しますね(笑)
斉藤:天候もそうだし、一日のスタートでちょっと遅刻とかしたりで時間帯の差がでて。
玉川:早いやつもいれば遅いやつもいますね。我慢ですね。
斉藤:実際そういったね、はっきり言えば人数が少ないから、やっぱり一人にかかる労力が多くなっていると思うんだよね。そして効率を上げる時代に来てるから、限られた時間の中で ある程度成果を出さなきゃいけないし。もちろん悪天候とかイレギュラーであるのかもしれないけども、そこがスキーっていうことに関しては、 体育館でやるわけじゃないから、すごく難しいよね。それが体への負担だったり、疲労になる要素っていうのがあって、いらないところで疲れてポテンシャルが下がる選手とか、 そのへんって自分の中でどういう風に?
玉川:まず、天候が悪くてどうのこうのってなるんですけど、やっぱこういうスキー競技なので、その中でも、どんな準備ができるかっていうのがたぶんコーチの最大の仕事だと 思うんですよ。どうゆうコース状況を作って、どうゆうセットをして、一番その日にあった効率の良いトレーニング、目の前にある環境での100%のトレーニングを作るって いうのがたぶん一番の仕事だと思うんですよ。
斉藤:毎度アレンジするしょ?
玉川:毎度アレンジするし、あと準備ですよね。で、ある程度その備品が足りないとかっていうのは、まあ昔はやっぱけっこうあったんですけど、まあ良いのか悪いのかわからないですけど、 今は揃えるようにしています。すべてを。例えばドリル一本で、効率悪いなら買ってドリル2本にしたりとか。でも安いもんじゃないじゃないですか。そういうのを扱っていって、 生徒たちも覚えていくんですよ。でいずれ生徒たちが逆にコーチになったときに、その扱い方を下にちゃんと教えられるような体験をちゃんとさせていきたいなっていうのもあって。
斉藤:滑りに入るにはまだまだかかる感じだね。聞いていると。
玉川:そうですね(笑)コーチとしては環境を揃えてなんぼっていうのがあって、まあお金もかかることなので、なかなか1年で全部揃うわけじゃないですけど、ポールも毎年継ぎ足したり 直すところ直したりとか。
斉藤:みんなでするんだよね。片付けとか。
玉川:そうですね。シーズンオフもやるし。100本くらいポール用意するんですよ。気づいたら50本くらいになるんですよ。直して70本。毎年3、40本くらい買い足してます。
斉藤:そこで器用さもでてきて。
玉川:そうです。小中学生って何か壊れたらお父さんが直して、お店に行って直してもらって。
斉藤:親がスキーやる人は何割ぐらい?
玉川:意外に少ないですね。
斉藤:そのほうがいいような気がするんだよね。親って首突っ込んじゃうことがあるだろうから。単純に応援団なのか。先生に預けちゃうから言わないだろうけど。 高校生になるまでに、お金のかかり方も違うじゃない。やっぱり親が知ってるとすごくいいものが当たっちゃうしさ、他のものよりお金がかかるし。
玉川:そのへんね、知らないからお金かけてる部分もありますね。お前まだカーボンのパットなんていらないしょって(笑)その前にもう少し膝あげたほうがいいしょって(笑)
斉藤:憧れか。
玉川:上手い人が使ってるから使う。
斉藤:でもそこ基本でしょ?みんな。
玉川:そうですね。相談きたら、まずスキーとブーツとビンディング、まずこれに金をかけて。あとワンピと。タイムに直結することに、お金をかける。
斉藤:明確だからね。タイムがでて順位が上がるっていうはっきりわかる世界だから、そこにやっぱみんな投資したくなるよね。
斉藤:祐介は世代の中で一緒に溶け込む努力なり、役割をうまく使ってやってる感じだよね。そこは自分の中でこだわってる部分はあるの?
玉川:そうですね。究極、目指してるところは何もしないっていう。自分が。生徒たちが勝手にやって勝手に教え合って。その仕掛けを作りたいっていうのが一番ですね。 自分がどう関わっていくか考えてるところですね。

体で覚えるための訓練

斉藤:技術もなきゃならないしメンタルも大事。コースコンディション、リバースしたりして条件変わった中で一本目良くて 2本目ダメな人のほうが多いじゃない。その不公平な流れの中で、コースを理由に言い訳する人っていっぱいいる。スキーって言い訳要素たくさんあるよね。
玉川:言い訳をさせないような心構えですよね。
斉藤:どの大会に向けても?
玉川:コース荒れてるからって、荒れてるからうまく滑れなかったーっていうのはあなたの未熟さでしょっていうとことか、板が滑らなかったっていうのは普段から滑走面を 仕上げていなくてワックスも適当に塗ったのが問題でしょっていうところに落とし込んでいくんですよ。ある意味。そうすると普段もっとしとけばよかったなーっていう 気持ちになってくれればまた変わっていくんですよ、子供たちは。
斉藤:勝負する道具を自分でちゃんと管理すること、自然のコンディション、自分の管理。最低でもこの3つがあってスキーだよね。人間の動きに対してじゃなくて、まずは自然環境、道具は スキーっていうところからのヒントはかなり有効だよね?
玉川:そうですね。
斉藤:技術論で、減速要素、気合入って攻めるってどういうことなの?パワーをいっぱい使えってこと?
玉川:萎縮しないってことですね。
斉藤:攻めるところと確実にいくところとっていうのは戦略として当然あって。マイナスイメージをなくしていく?
玉川:そうですね。メンタルです。最後はメンタルですね。それに対しての技術をどれだけ自分の体で覚えてるか。スキー滑ってて、例えば大回転のとき、こことのき腰や膝を あーしてこーしてって、そんなこと考えないじゃないですか。それって訓練なんですよ。
斉藤:細かい話はどこでするの?
玉川:まず学校で座学をして。まず根底にあるスキーの技術っていうのは、GSに関してはこことこことか、角付け、僕の言葉は角付け、加重、解放。大事な角付けはこうだ、 加重はこうだ、解放はこうだ。っていうのをある程度、双葉高校としてのベースをまずちゃんと作っておいて、そこを目的に練習をするっていうね。 で、遠征に行って、いろんなコーチとかいるんだけど、それはそのベースとなる滑りに向けての補助動作をアドバイスしてあげるわけだから。 結局体ローテーションするぞ、でも高校生は、ローテーションしてる、しかないんですよ。なんでローテーションしたらいけないかって。 ローテーションするとターン後半ローテーションして内足にのるから、外足で仕上げて、反発で次に仕上げたい。結局内足のると反発がもらえないから、っていうところに 気づかないんですよ。それにいきつける作業はしたいなーって思ってるけど。
斉藤:技術のベースがあって、ベースが高ければアレンジもできると思うんだけど、絶対変わらないもの。ここは周りの選手が進化しようがどうであれここは変わらない 逆に言えば新テクニックとか時の流れで見えてくるものがあって、用具やレギュレーションの関係もあって、その二つに大きく分けて、お話してると思うんだけどその捉えは?
玉川:絶対変わらないものっていうのはやっぱりスキー滑るポジションなんですね。そこがまずセンターじゃないと、スキーは走らない。フレックスとトーションがあって 初めてスキーって走ると思うんですね。そこをしっかりセンターから抑えないと、力も分散するし、これがまずスキーの一番基本だと思うんですよね。 最新技術って言っても、やっぱりワールドカップ選手の滑りをすればあきらか。新テクニックを教えたところで、足し算できないやつに掛け算教えてもダメなんですよ。 新テクニックっていうのが滑りの引き出しっていうか、幅を広げさせるっていうのが大事で、緩斜面の滑りと急斜面の滑りと、硬いところの滑りと柔いところの滑りと、 高速の滑りと低速の滑りっていうのはある程度幅広く教えていきますね。
斉藤:選手たちの結果が出て、その動きをクローズアップして、それを取り入れていくってことはないの?
玉川:たまに言います。あいつのストックワークを参考にしろとか。こいつに足りないところはそういうところ、あいつのGSのこういうところをマネしろとか。
斉藤:すべては感じてもらうことが祐介先生の土台だね。事細かく話して理解してもらうっていうよりは、やっぱり経験の中から培ってそして必要だと思ってるんだね。 速く滑ることができる技術っていうのは、外から見てる側としてはどうやって伝えていくのかなーって。ただ気合いだ、速く、の思いだけじゃ早くならならないじゃない。 高校生っていう年代もあるから、基本的には経験させて、そしてリザルトを見ていろいろ感じてもらうってことにウェイトがある感じがするんだけど。 もうちょっと詰めたところでは?
玉川:詰めたとこでは、やっぱ細かいことは言いますね。例えば一緒にビデオ見て。ある程度雪上でビデオ見るんですよ。十何人もいたら毎日ビデオミーティングなんか できないので、個人個人で。でも僕は毎日滑り見てるから弱点もわかるし、シルエットだけでもわかるし、頭に入ってるんですよ。で、ビデオ撮ってて欠点を言いながら ビデオ撮るんですよ。そして帰ってきたら各々が自分のパソコンとかに下してみるじゃないですか。雪上でも言ってるし、ビデオでも言ってるから、自分たちで確認して。 疑問があったら自分からくるんですよ。先生、ちょっとわからないので見ててくださいって。そのときにこと細かく教えるっていうスタイルにはします。でもやっぱり 貪欲なやつは来ますね。
斉藤:この選手こうやって変えてきたけど、何変えてきたんだろうって。コーチ同士のコミュニケーションの中で聞くよね。
玉川:聞きますね。でも選手に直接聞きますね。僕は。調子いいしょ、なしたのって。
斉藤:聞かれると喋るもんね。
玉川:リザルトで名前とか知っててわかるから、僕は話かけますね。
斉藤:育成のビジョン、今の時代、体も変わってきて、ただトレーニングの効率も相当よくなってきてるじゃない。だけどパフォーマンスに変えきれていない、世界的にみればそういう 部分があってさ、スキーの育成で考えたときにまず課題になっているよね。
玉川:正直運動神経は昔から比べると下がってるんですね。生徒の運動神経は。だからその身体能力はいろんなことやってのばさなきゃいけないなーって。

「滑る」だけがスキーじゃない

斉藤:これからの育成はどう?
玉川:スキーをやっていて楽しいっていうのと、スキーって仲間つくりができるスポーツだし、あと関わるひとがたくさんいる。自分がスキーやるぞってなったらメーカーの人がいたり、ブーツチューンする人がいたり、ワックスやる人がいたり。 そういう人の関わりもあるので、そういうのも含めてのスキーだと思うんですよ。ただ滑るだけじゃなくて。そういう関わりの中で、自然と共有できる 部分っていうのは素晴らしいし。マイナースポーツって言われるけど、やっぱり北海道にとってスキーは一つの大事な要素じゃないですか。 観光資源とか。いろんなこと考えたときに。じゃあアルペンスキーはどうなのかって考えたときに、やっぱアルペンスキーが活躍してたほうが北海道の人たちは 喜ぶんですよね。で、そういいうことに繋がるよっていうことをちゃんと理解して、頑張るのが大事なのかなーって。
斉藤:スキーが持ってるエネルギーね。
玉川:そうですね。
斉藤:すべてを自分にどう取り入れていくかってことに期待したい?
玉川:そうですね。ただ滑るとかじゃなくて、滑り以外にもたくさんのことがあって、チューンナップ一つにしても。1度違うだけで全然違うじゃないじゃないですか。 それもおもしろみだし、あとワックスなに塗るっていう相談。外したらもう滑らないですから。残酷でしょ?残酷だけど、そこに対する努力も楽しんでやんなきゃいけないし。 逆にみんなが滑らない時に自分だけ滑って勝っちゃうときもあるし。そういいうのも含めて楽しさじゃないですか。そういういのが大事なのかなって。楽しいスキーが好きになって。 ただ漠然に滑るっていうのも大事なんですけど。
斉藤:いろんなことに気づいてほしいんだよね。
玉川:そうです。そうするとよりいっそうスキーが楽しくなっていくと思います。

玉川祐介さん、本当にありがとうございました! 次回も素敵なゲストとの対談を予定しております。
お楽しみに!