おすすめBCポール3選

 今回はBCシーンでお勧めしたいBCスキーポール3選を紹介させていただきます。
スキー板、ブーツ等メインどころのギアに比べると後回しにされがちなギアの一つですが、山での行動、ライディングでのリズム取り、スキーポジションの維持、これらのプロセスをクリアにしていくには切っても切り離せないアイテムの一つです。

 BCポールを選ぶ際に大事にしていただきたいポイントは「BCフィールドで求める機能」です。
スキービンディングのクライミングモードの上げ下げがどうしても上手くいかないユーザーなら、上げ下げしやすい形状のスキーグリップのポールを選ぶべきですし、手が冷えやすいのが課題のユーザーなら、サーモグリップタイプのストックを選ぶべきです。
逆にBCフィールドで問題なく行動出来て、そこまでこだわりが強くないユーザーであれば、値段もリーズナブルで壊れにくく物理的にストックが埋まりにくい、ワイドバスケットが付いていれば問題ない訳です。

 パウダー・ザラメランディングシーンが強くフォーカスされがちなBCスキーシーンですが、圧倒的にそこに至るまでの行動時間の方が長いことを忘れてはいけません。多角的な観点でストックを選んでみると今までと違った選択肢が生まれるかもしれませんね!

・【SWIX】SONIC R1
・【KOMPERDELL】CARBON CLOUD BAMBOO VARIO
・【SINANO】FAST BC CARBON

甘利さん
SONIC R1

【SWIX】SONIC R1

 とにかく軽くて丈夫。それでいてスウィングバランスが絶妙なポールです。 グリップにマルチハンドルを採用しているストックは重量感もそうですが、ウェイトバランスがイマイチな印象のストックが多いです。

でも、「SOINIC R1」はゲレンデで使うストックと同様のフィーリングを提供してくれます。一見グリップサイズが手の小さいユーザーには大きいのでは?と不安になりますが不思議と余計な力が入ることなくストック操作を行えます。

 上下段カーボンシャフトの使用モデルは実は数が少ないのが現状です。「SOINIC R1」は上下段カーボンシャフト。それによりストックを付いた際の衝撃吸収性能が抜群に良いです。ペイントに使う塗料まで最小限に留め、軽量化に努めているのも重要ポイントの一つですね。

特殊な形状のパウダーリングのおかげで、物質抵抗、空気抵抗を抑えられている影響も軽さを感じる要因にあるかもしれませんね!リングワークにてタイミングを取るスキーヤーにはかなりオススメしたいストックです。

CARBON CLOUD BAMBOO VARIO

【KOMPERDELL】CARBON CLOUD BAMBOO VARIO

 見た目、スイングバランス、デザインはそのままにランニングチェンジを繰り返しアップデートし続けている「CARBON CLOUD BAMBOO VARIO」ストック。

 軽量で高強度なバンブーシャフトと振動吸収性に優れたカーボンシャフトを融合させた贅沢なスキーポールです。

 本革を採用しているポールグリップも最初は手に馴染みにくい印象を持ちますが、使用していくうちに馴染んでくるので問題なし。

 価格的には決してリーズナブルとは言えないポールですが長く使えるアイテムです。高性能で愛着の持てるデザイン。店頭、予約会等で手に取って頂きたいアイテムの一つですね。

FAST BC CARBON

【SINANO】FAST BC CARBON

 BCフィールドでの行動に強くフォーカスしたポールです。T字型グリップがスキービンディングに搭載されているクライミングサポートの上げ下げ、スキー板トップシート部の雪の排雪、キックターン時のバランスの保持等の活躍してくれます。

 しかしながら、スイングウェイト等はいまいち...と思われがちですがそんなことはありません!重心はグリップ下当たりの感じる事が出来てリングワークも申し分ないです。

 BCフィールドでの使い勝手と言ったポイントにフォーカスするとFAST BCは非常に理にかなったストックです。BCエントリーユーザーには強くお勧めしたい1本ですね!

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