1月登山の日 「神仏の御心にふれて 年初め」
あけましておめでとうございます!
本年も登山の日をよろしくお願いします。
本年最初のおすすめの山はミシュランでも紹介されて、世界一の登山者を誇る高尾山です。
冬の高尾山は魅力が一杯。ぜひ全国の皆さんもいらっしゃってください。
高尾山の冬の魅力
名刹薬王院
一年の安全を祈願する初詣登山が出来ます。
冬の富士山
一年の初めに雄大な富士山を望み、この一年の登山に大いなる希望を抱きましょう。
シモバシラ
はご存知ですか?
高尾山には、シモバシラと呼ばれるシソ科の多年草の枯れ茎から、氷が張り出して霜柱のような氷の造形が見ることができます。
冬の高尾山 謎解きツアー
2月28日までの期間、京王線高尾山口駅からの徒歩圏内にある5つのスポットを回り、特設サイトに応募すると、正解者には抽選で素敵な賞品が当たるそうです。
寒いので登山がおっくうとお思いの皆様、お年玉のチャンス!(問題用紙は都内石井スポーツ各店舗・京王電鉄各駅にございます) まだまだ魅力はありますが、最後に
京王電鉄高尾山口駅には温泉があります。
冬の凛とした空気に触れて、冷えた体を温めて家路につきましょう。
魅力いっぱいの冬の高尾山、今回はこのルートを紹介しましょう。
(行程)
高尾山口駅→ケーブルカー清滝駅→稲荷山登山口→稲荷山→高尾山→薬王院→ケーブル高尾山駅→(ケーブルカー)清滝駅
※稲荷山に登る尾根は、冬は日差しもあり谷の道より暖かいのでお勧めです。また、今回は安全を重視して下山をケーブルカー利用としました。 歩いて下山する場合は、当日に雪が降っていなくても、日陰には氷化した雪が残ることもありますから、山道のくだりはアイゼン・ストックを持参しましょう。
冬のハイキングを楽しむために
アイゼン・ストックの知識
当日、雪が降っていなくても日陰には氷化した雪が残っていることもあるので、アイゼン・ストックはつねに携行しましょう。
ハイキングでは6本爪の軽アイゼンが少なくとも必要ですが、急坂の登り下りでは爪が効かないこともあります。
冬のハイキングであれば足の保温とゲイターを使用することもあり、少なくとも3シーズン用のトレッキングシューズを使用されると思いますが、 夏山の雪渓歩行も安全になるのでトレッキングシューズに対応した10本・12本のアルミなどを使用した軽量アイゼンもお勧めです。
ストックは夏用のリングでは使いづらいので積雪がある時は冬用のリングに付け替えましょう。
【おすすめのストック】
ブラックダイアモンド BD82328 “トレイル/トレイルW’s”
グローブをしていても長さ調節が容易なフリックロック採用の代表モデル。さらに小型化され、固定操作が軽くなっています。
¥13,068(税込)
【おすすめのアイゼン】
i-Trek IT-HG-120 “6本爪軽アイゼン”
軽さと強度を高いレベルで実現した軽アイゼンです。収納袋付き。
¥7,920(税込)
【おすすめのアイゼン】
VERIGA “マウントトラック”
トレッキングシューズでも使い易い滑り止め。冬の林道歩きなどに重宝します。ケース付き。
¥5,830(税込)
【おすすめのトレッキングシューズ】
AKU 592ISG “スーパーアルプGTX”
ヌバックレザーとプーリー構造のシューレースにより抜群のフィットが得られ、軽アイゼンも安心して装着できます。
¥40,480(税込)
【おすすめのトレッキングシューズ】
テクニカ 11229800/21219800 “アコンカグアGT”
チェーンアイゼン等、オールシーズン使える日本人の足に合った幅広の靴です。柔らかいホールドが特徴のトレッキングシューズです。
¥29,480(税込)
手袋とゲイターの知識
冬には手袋は必携ですが、薄いインナーグローブとウールグローブ・雪が降っているときと風の強いときはオーバーグローブとレイアリングをすると効果的に保温が出来て安全です。
特に濡れると低山でも凍傷の危険性(濡れた状態に強風を受けると気温がそれほど低くなくても凍傷になる)があるので、予備のグローブも必ず用意しましょう。
ゲイターは夏山でも使用されている方も多いと思いますが、雪が入らないようにするだけでなく、霜柱が融けてドロドロの山道の汚れにも有効です。
【おすすめのグローブレイヤリング】
インナーグローブ
ミレー MIV01469 “WOOL INNER GLOVE”
フィット感がよく、保温性に優れた薄手グローブ。タッチパネル対応。
¥2,860(税込)
【おすすめのグローブレイヤリング】
ウールグローブ
LACKNER G8574 “ヒマラヤングラブ”
濡れても冷えにくい天然素材ウール 100%の厚手グローブ。
¥4,070(税込)
【おすすめのグローブレイヤリング】
オーバーグローブ
パイネ PAG-15 “サイトスオーバーグローブ”
防風素材で肘下までしっかりガード。薄手で携帯性も優れています。
¥5,929(税込)
ウエアリングの知識
冬は登山口ではまだ太陽の光の恩恵を受けていないので、ついつい厚着をして歩きはじめがちです。しかし、一度汗で衣類を濡らしてしまうと寒風が体温をどんどん奪います。 頭・首・手首・足首を効果的に保温することにより、より薄いレイアリングで行動が出来ます。汗冷えを防ぐインナーも特に効果的です。 かなり気温が低いときは防寒具を着て歩きはじめたくなると思いますが、汗をかく前に脱ぎましょう。こまめな温度調節が快適にハイキングをするコツです。 また、脱いだウエアはとかく嵩張りがちですから、スタッフバッグ(エアーの抜けるタイプが便利)をすぐ出るところに用意しておくのもコツです。加えてザックも少し大きめのものが便利でしょう。
ザックの外にぶら下げるのはウエアを破いたり、木に引っ掛けて転倒したり、とトラブル・事故のもとなのでやめましょう。
【おすすめのスタッフバッグ】
マジックマウンテン MMCPDB15L “コンプレスドライバッグ15L”
接着技術の完全防水ドライバッグ。コンプレッサーバルブにより中の空気を押し出し圧縮が可能。
¥3,080(税込)
※中身は別売りです
【おすすめのザック】
カリマー “ランクス28”
防寒着など荷物が増える時期ですので夏山より大きめの容量がお勧めです。また2気室構造により下部にある荷物も出し入れが用意です。
¥18,480(税込)
コンロの知識
年始・新年会とお付き合いも多く少し心身も疲れているときなのでリラックスしたハイキングが効果的です。
途中お茶の時間や山頂で鍋焼きうどん・湯豆腐などを楽しむのはいかがでしょう。ハイキングでコンロを使いこなすためには以下の点に注意してください。
①風防を用意する。(風防一体型のコンロ・ナベが効果的)
【おすすめのコンロ】
プリムス P-ETA-EF “イーターパワーEF”
グループでのトレッキングや冬期の水作りなど、長時間使用するほど優位性が発揮されます。 燃焼効率が高く、少ない燃料で一気に沸かすその性能はガスカートリッジを含むトータルウェイトの軽減になります。
¥18,117(税込)
②ライターを携帯(気温が低いと着火装置が効かなくなることがある)
【ファイアースターターの紹介】
LIGHT MY FIRE 26014 “ファイアースチールスカウト2.0”
ライターは濡れると点かなくなる可能性があるのでファイアースターターがおすすめです。約3000回程度使用できます。
¥1,760(税込)
ハイキングで炊事をする工夫
①食材をあらかじめ切って鍋に入れればすぐに調理できるようにしておく。
②サーモスの山専ボトルにお湯を用意して調理時間を短くするのもよい工夫です。お茶やカップラーメン程度であればコンロを使わず作ることができます。
※お湯の温度を維持するコツは一度ボトルにお湯を入れて中を温めておき、再度そのお湯を沸騰させて詰め、サーモス用の保温カバーを使うことです。
【サーモス山専ボトルと保温カバー】
サーモス FFX-900 “ステンレスボトル0.9L”
保温力、耐久性ともに高いレベルを誇る山専ボトル。保温効力:77℃以上(6時間) 50℃以上(24時間)
¥6,435(税込)
【ウルトラランチ】
ウルトラランチ “ビバークレーション”
本体重量80g,ハガキサイズの携帯用保存食です。お湯だけ2分で温かい食事が楽しめます。
お湯を足したり減らしたり、具材を足したりと色々とアレンジするのも楽しいです。
¥1,980(税込)
以上冬のハイキングを楽しむコツを述べました。
「冬こそ元気にアウトドア!」健康と感動をサポートする石井スポーツグループから皆様への提案です。