おすすめのコース
【伊豆】稲取 細野高原
今月は伊豆半島細野高原を紹介しましょう。細野高原は三筋山の麓に広がり、映画の撮影に使われることもある海と高原の景観に優れた場所として、多くの人々が訪れます。
今年、「伊豆半島 細野高原」を訪れてみませんか。
(行程)
細野高原駐車場→すすき遊歩道→三筋下→三筋山山頂→すすき遊歩道を細野高原駐車場に降る
コースの特徴
細野高原駐車場から三筋山山頂まではすすき遊歩道を辿ります。登り始めは少し急な登りが続くのでゆっくり登りましょう。海と山の景観を楽しみながら進むと間もなく頂上です。頂上からは大島をはじめ相模湾・伊豆七島の景観は格別です。
冬のハイキングを楽しむ知識とコツ
ウエアリングの知識
冬は登山口ではまだ太陽の光の恩恵を受けていないので、ついつい厚着をして歩きはじめがちです。しかし、一度汗で衣類を濡らしてしまうと寒風が体温をどんどん奪います。 頭・首・手首・足首を効果的に保温することにより、より薄いレイアリングで行動が出来ます。汗冷えを防ぐインナーも特に効果的です。 かなり気温が低いときは防寒具を着て歩きはじめたくなると思いますが、汗をかく前に脱ぎましょう。また、脱いだ防寒具はとかく嵩張りがちですから、コンパクトに収納できるタイプを選び、スタッフバッグ(エアーの抜けるタイプが便利)に収納しておきましょう。加えてザックも少し大きめのものが便利でしょう。ザックの外にぶら下げるのはウエアを破いたり、木に引っ掛けて転倒したり、とトラブル・事故のもとなのでやめましょう。
ブランド:モンベル
品名:スペリオ ダウンJK MS
価格:¥14,520(税込)
説明:春・秋のトレッキングでは防寒着として、季節やフィールドに合わせた使い方が可能です。
ブランド:ミレー
品名:サースフェー30
価格:¥21,450(税込)
説明:防寒着の収納に便利な2気質構造、2気室構造
手袋とゲイターの知識
冬には手袋は必携ですが、薄いインナーグローブとウールグローブ・雪が降っているときと風の強いときはオーバーグローブとレイアリングをすると効果的に保温が出来ます。特に濡れると低山でも凍傷の危険性(濡れた状態に強風を受けると気温がそれほど低くなくても凍傷になる)があるので、予備のグローブも必ず用意しましょう。ゲイターは夏山でも使用されている方も多いと思いますが、雪が入らないようにするだけでなく、霜柱が融けてドロドロの山道の汚れにも有効です。
ブランド:アクシーズクイン
品名:カゼ、キル、グローブ
価格:¥3,740(税込)
説明:手首には腕時計の表示部を出すためのスリットを設けているので、はめたままでスポーツウォッチの操作や位置情報の確認が可能です。ハイキング、トレッキング、トレイルランなど、一年を通して使用できます。
冬のハイキングでコンロを使いこなすコツ
①風防を用意する。
②低温用カートリッジの準備(もちろんコンロと同一メーカーを準備するのはお約束)
③ライターを携帯(気温が低いと着火装置が効かなくなることがある)
冬の石井スポーツスタッフシェフ?大島のオススメレシピ
①残ったスープでチーズカレーリゾット
カップヌードルリフィル(カレー)を食べた後、残ったスープにご飯+とろけるチーズを入れて、チーズカレーリゾット。※ごはんは、コンビニのおにぎりでも可。
②小さめのフライパンで、簡単タコス
市販のタコス生地をフライパンで温めて、カット野菜をのせたらお好きな具をのせ、タコスソースをかけたら丸めて出来上がり。
※のせる具(ひき肉、ツナなど)を予め味付けして持っていけば、ソース類などは不要。
食材はスーパー等で揃うものばかりなので、簡単にお試しいただけると思います。
ブランド:日清食品
品名:カップヌードルカレー リフィル
価格:¥154(税込)
説明:山でもおいしいカップヌードル!簡易パッケージなので持ち運びも便利。街でもおいしいあの味が山でも食べられる!
冬 読図ハイクのススメ
今回紹介した細野高原は登山地図がなく、ルートの情報は町の観光課から案内パンフレットをPDFでダウンロードする必要があります。
案内パンフレットの情報を国土地理院地図に書き写して、地図を準備してハイキングをしながら現在位置を確認して歩けば、地図を読む学習にもなって景色と学びで一石二鳥ハイクになるのでオススメです。
筆者が読図講座を開催するときに受講生の皆様にお聞きすると、出すのが大変なのでついつい、先に進む人任せだったり、分岐の確認を道標頼りにすると答えが返ってきます。
地図・コンパスの収納先は直ぐに取り出せてかさばらないサコッシュがオススメです。
石井マウンテンマラソンに出てみませんか?
今回紹介した細野高原は石井スポーツが主催するマウンテンマラソンの会場です。
イメージ写真はその大会のスタートシーンです。名前はマウンテンマラソンですが、ビギナーが読図能力や登山の基礎力の養成になるように設定してあるので、普通の1泊2日の登山として気軽に参加できます。
スタート時に渡された地図をもとに、宝探し感覚でポイントを探しながら歩きます。
マウンテンマラソンに出場して優れているのは、2日で通常のなん年分も地図を読んで進路を判断することと、やはり荷物は軽くして、少しでも早く楽に歩きたいと準備をするので、必要最小限の無駄のない登山スタイルを確立出来ることにあると思います。
ビギナーにはスタート前に実践講習も受けることが出来ます。いつもゴールで振舞われる金目鯛のお味噌汁を目指して皆さんも参加されませんか?学びと感動・ゴールの達成感今までとは違う感動をぜひ味わってほしいと思います。
大会概要
【期 日】 2019/05/25(土)~26(日)
【開催地】 静岡県 東伊豆町
【募集定員】200組(400名)
【参加費用】石井会員 14,000円/1人、 一般 15,000円/1人
【大会事務局】 メールアドレス:event@nomadics.jp TEL:048−767−3144
【主催】Mt石井スポーツ 【運営統括】株式会社ノマディクス
【基本ルール】 大会は2日間にわたって2人1組のチームで行われます。(※エントリークラスは3人1組での参加もOK。)
ロゲイニング方式でチームが独自にルートを選択し、制限時間内に数多くのチェックポイントを回りその総合得点を競います。
詳細はHPをご覧ください。https://www.ici-sports.com/imm2019/