2020年 1月登山の日  「山はじめ 光り輝く 雪原を行く」 

12月登山の日

 

おすすめの山 【男体山】

暖冬が各所から伝えられてきます。今冬の気象傾向を見ると、3月の状況に近く、低気圧が太平洋上を周期的に通過しています。新年が明けてからも寒暖の差が激しく、標高の高い山では積雪が不安定なことが予想されます。「君子危うきに近寄らず」今月は冬景色を楽しむスポットとして、日光のスノーシューコースを紹介したいと思います。今年、みなさんも冬の日光を訪れませんか。
 

おすすめのコース

奥日光湯元温泉内駐車場を起点として小峠コース・金精の森コース・石楠花平コースが整備されています。
 

コースの特徴
小峠コースは標高差約200mで5時間近くのコースですが、冬だけ行くことが出来る蓼ノ湖に立ち寄ることが出来ます。金精の森コースは針葉樹の森をゆったり歩き、アニマルトラックの観察ができます。石楠花平コースは急な上り下りが少しありますが、戦場ヶ原・男体山の景色が楽しめます。いずれのコースも日帰りで楽しめます。ご注意いただきたいのは行程中にトイレがないので、駐車場で済ませていただくことと、携帯トイレの携帯をお願いします。なお、植生保護のためにコースを閉鎖している場合もあるので、最新の情報を環境省 日光湯元ビジターセンターのHPで確認してください。
*本年2/1に東武鉄道・日光市観光協会が協力し、対象施設で様々な特典が受けられる「東武グループ日光フリーデー」が開催されます。詳細は東武鉄道のHPで確認ください。
 
 

スノーシュートレッキングを楽しむ装備

<スノーシュー>
雪上での浮力が大きく、ストラップ式のためブーツへの装着も簡単で緩みにくい。ビンディングでヒールも上がり、クライミングサポートも兼ね備えたモデルならば、かなりの急斜面でも登高が可能です。
 
<ストック>
スノートレッキングの必需品。雪の上を歩く時にバランスをとります。ストックは1本でなく、2本セットがお約束ですね。バスケットを雪用のものに交換しておくと、深雪でも使いやすくなります。
 
<防寒ブーツ・登山靴>
防水が良くて保温性の良い防寒ブーツや雪山用登山靴が必要です。靴下はウールがお約束ですが、インソールを保温性の高いものを使用するとより快適です。 特に防寒ブーツは底が柔軟な構造なのでインソールを入れるとより安定して歩きやすくなります。
 
<ゲイター(スパッツ)>
いくら防水の良い靴でも、靴の中に雪が入ればひとたまりもありません。ロングタイプのゲイターを用意しましょう。使用する靴にあわせたサイズを選ぶことも必要です。
 
<手袋>
冬に手袋は必携ですが、薄いインナーグローブとウールグローブ・雪が降っているときと風の強いときはオーバーグローブとレイアリングをすると効果的に保温が出来ます。特に濡れると低山でも凍傷の危険性があるので、予備のグローブも必ず用意しましょう。
 
<ストック>
スノートレッキングの必需品。雪の上を歩く時にバランスをとります。ストックは1本でなく、2本セットがお約束ですね。バスケットを雪用のものに交換しておくと、深雪でも使いやすくなります。
 
<魔法瓶>
普通の水筒では凍ってしまいます。雪の中ではなによりも暖かい飲み物が体が温まりほっとします。
※お湯の温度を維持するコツは一度ボトルにお湯を入れて中を温めておき、再度そのお湯を沸騰させて詰め、サーモス用の保温カバーを使うことです。
 
<ウエアリング>
冬の登り始めはまだ太陽の光の恩恵を受けていないので、ついつい厚着をして歩きはじめがちです。しかし、一度汗で衣類を濡らしてしまうと寒風が体温をどんどん奪います。 頭・首・手首・足首を効果的に保温することにより、より薄いレイアリングで行動が出来ます。汗冷えを防ぐインナーも特に効果的です。 かなり気温が低いときは防寒具を着て歩きはじめたくなると思いますが、汗をかく前に脱ぎましょう。こまめな温度調節が快適にハイキングをするコツです。 また、脱いだウエアはとかく嵩張りがちですから、スタッフバッグ(エアーの抜けるタイプが便利)をすぐ出るところに用意しておくのもコツです。加えてザックも少し大きめのものが便利でしょう。
 
 
 
「冬こそ元気にアウトドア!」
石井スポーツから皆様への提案です。
 
 

男体山