おすすめキャンプ場
甲斐大和駅からバス終点の上日川峠で降りると、バス停のすぐ近くにロッジ長兵衛管理のキャンプ場・歩いて30分ほどで福ちゃん荘管理のキャンプ場があります。共にアクセスがよく、木々に囲まれて標高も高いので爽やかで、大変居心地の良いところです。
今月は今注目のソロキャンプについて書きたいと思います。
先日 書籍コーナーでふたりソロキャンプというタイトルの漫画本を見つけました。アニメ好きとしては、気になるところなので手にしてみると、「・・・それと同時に孤独である・・・」のフレーズが!「ソロ 孤独」オールドスクールな山屋にとってこれほど響く言葉はありません!
そうなんです山は孤独なもの。その孤独を楽しむためにはテント泊は最右翼でしょう。皆さん今年はソロキャンプを楽しんでみませんか。
ソロテント泊に必要な装備と工夫
テント
フライシート併用のダブルウォールテントが雨の多い日本ではスタンダードですが、ソロキャンプとなれば、一人の時間を楽しむ空間を確保できるタープと併用して防水透湿素材を使用したシングルウォールテントがお勧めです。収容人数はもちろん1人用と行きたいところですが、荷物・夜には靴もテントに入れるので、表示の使用人数マイナス1、ソロでも2〜3人用を使うと快適性が向上します。
おすすめテント
石井オリジナル G-LIGHT TENT 2~3人用
シュラフとシュラフカバー
シュラフは春や秋はもちろん、夏でも山は明け方に気温が下がるので3シーズン用がオススメです。
夏の低山キャンプでは掛け布団の様に使うなどの工夫をすればよいでしょう。ダウンと化繊綿がありますが、コンパクトで保温性の高いので、一般的にはダウンがお勧めです。加えてテントの結露でシュラフが湿るのを防ぐとともに、保温性の向上に役立つのがシュラフカバーです。沢登りや低山であれば単体で使用して軽量化を図ることができます。
おすすめシュラフ
ナンガ E-VENT 400DX
おすすめシュラフカバー
ISUKA ゴアテックスシュラフカバー イスカ200721
スリーピングマット
シュラフも重要ですがそれ以上に大切なのはマットです。冬用の厚みのあるシュラフでも背中は体の重みで潰れて地面の冷気は直接伝わってきます。マットには2種類がありますが、それぞれの特徴をよく知って使うと良いでしょう。
発泡ウレタンを使ったクローズドセルタイプは嵩張りますが、パンクの心配もなく安定して使えます。エアーマットは小さく収容出来る事と寝心地が良いのが特徴ですが、パンクの恐れがあるので修理キットは必携です。
おすすめスリーピングマット
サーマレスト プロライトレギュラー サーマレスト
LEDランタン
ランタンはテント泊の快適性を大幅にUPしてくれます。夜だけではなく、早朝の朝食準備の効率もよくなります。
LEDランタン
BD アポロBD 81006
炊事用具
コンロはゴトク4本タイプが、安定性が良くお勧めです。軽量化でゴトク3本タイプを使う人は、コッフェルのハンドルを握るなど取扱いに注意しましょう。また、コンロ台を用意すると安定性が良いのでお勧めです。コッフェルは大小2個組み合わせタイプにフライパンの併用がお勧め、メインでご飯を作り、サブで飲み物、おいしい料理はフライパンで作る。効率よく、楽しみが増えます。
おすすめコンロ
プリムス ウルトラスパイダー ストーブⅡ
おすすめクッカー
プリムス イージークック・ソロセット P-CK-K102
おすすめフライパン
プリムスライテック・セラミックフライパン P-737420
焚き火台
キャンプの楽しみは何といっても焚き火です。しかし、地面に直接薪を置いて焚き火をすると、山火事の恐れや自然破壊につながります。焚き火台が火をおこすのも容易で、聖火台のごとく、ソロキャンプの夜をおごそかに彩ってくれます。
※キャンプ場により焚き火が禁止もしくは焚き火台必携のところがあるので、事前によく確認しましょう。
おすすめ焚き火台
ベルモント Belmont BM273 [焚き火台 TOKOBI ケース付]
チェアとテーブル
タープの下で一人時間を楽しむためにはチェアとテーブル(テーブルトップにはお気に入りのコーヒーミルで挽いたコーヒーとシングルモルトの入ったスキットル)が必携です。驚くほど軽く、くつろげるチェアとテーブルがあるので、自分のお気に入りを見つけましょう。
おすすめチェア
ヘリノックス タクティカル チェア
おすすめテーブル
ヘリノックス タクティカル テーブル
コーヒーミル・スキットル・マグ・タンブラー
コーヒーは引き立てに限ります。大人の時間を楽しむためにはアルコールも必要でしょう。そして、香り・のど越しを楽しむためには、マグ・タンブラーもお気に入りを見つけましょう。
おすすめコーヒーミル
キャプテンスタッグ ハンディ―コーヒーミル
おすすめマグカップ
スノーピーク チタンダブルマグ
おすすめタンブラー
クリーンカンティーン インスレートタンブラー
ソロキャンプを楽しむために
※フリーズドライに加えて野菜・ソーセージ等を持参してバラエティー感を出すと、十分満足できる食事となります。そしてキャンプ場の朝夕は冷えるので、飲み物もお茶・紅茶・コーヒー・スープ・味噌汁等を多い目に持っていきましょう。Hotな飲み物は身もこころも暖かくしてくれます。
以上ソロキャンプ装備について述べました。一つ一つお気に入りの道具をそろえてキャンプすることもソロキャンプの楽しみでしょう。
皆様がすばらしいアウトドア体験をされる事を石井スポーツスタッフ一同願っております。
大菩薩嶺のキャンプ場