富士山彩雲
おすすめの山 「本社が丸」
今月は「本社が丸」を紹介しましょう。
本社が丸は中央線側から登ると標高差1000mの登下降するかなりハードな山ですが、頂上からの眺めも良く、特にキリリとした冬富士の姿はそれまでの苦労が報われます。今年、みなさんも冬の本社が丸を訪れませんか。
おすすめのコース
本社が丸に向かうコースは代表的なものに笹子駅から笹子変電所を経て清八峠を越えて本社が丸頂上に至り、東に縦走して宝越えから笹子駅に下山するルートがあります。
初狩駅から頂上に至り、三つ峠に縦走する。など、体力にあわせて、四方から登れるのが特徴です。
色々と調べて、オリジナルなルートで登るとより感動的な富士山の景観が待っています。
免疫力を高めて健康生活
定期的な運動は免疫機能を維持する効力もあり、感染予防にも重要です。加えて、日射不足は「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンの分泌が抑制され、体内時計を調節するホルモンのメラトニン(体内のリズムや睡眠に大きく影響)の分泌がずれてしまいます。これが生活リズムの乱れにつながり、冬は気分が乗らなくて何をするのもおっくうだと感じる要因です。今冬は様々に行動の規制がある地方もあり、許される範囲と感染予防の対策をしっかりして、公園のウオーキングでも、近郊の里山でも定期的な運動と日光浴を積極的に行いましょう。
冬のハイキングを楽しむために
冬には手袋は必携ですが、薄いインナーグローブとウールグローブ・雪が降っているときと風の強いときはオーバーグローブとレイアリングをすると効果的に保温が出来て安全です。特に濡れると低山でも凍傷の危険性(濡れた状態に強風を受けると気温がそれほど低くなくても凍傷になる)があるので、予備のグローブも必ず用意しましょう。
ゲイターは夏山でも使用されている方も多いと思いますが、雪が入らないようにするだけでなく、霜柱が融けてドロドロの山道の汚れにも有効です。
冬は登山口ではまだ太陽の光の恩恵を受けていないので、ついつい厚着をして歩きはじめがちです。しかし、一度汗で衣類を濡らしてしまうと寒風が体温をどんどん奪います。頭・首・手首・足首を効果的に保温することにより、より薄いレイアリングで行動が出来ます。汗冷えを防ぐインナーも特に効果的です。
かなり気温が低いときは防寒具を着て歩きはじめたくなると思いますが、汗をかく前に脱ぎましょう。こまめな温度調節が快適にハイキングをするコツです。
また、脱いだウエアはとかく嵩張りがちですから、スタッフバッグ(エアーの抜けるタイプが便利)をすぐ出るところに用意しておくのもコツです。加えてザックも少し大きめのものが便利でしょう。ザックの外にぶら下げるのはウエアを破いたり、木に引っ掛けて転倒したり、とトラブル・事故のもとなのでやめましょう。
途中お茶の時間や山頂で鍋焼きうどん・湯豆腐などを楽しむのはいかがでしょう。ハイキングでコンロを使いこなすためには以下の点に注意してください。
①風防を用意する。(風防一体型のコンロ・ナベが効果的)
②低温用カートリッジの準備
③ライターを携帯(気温が低いと着火装置が効かなくなることがある)
①食材をあらかじめ切って鍋に入れればすぐに調理できるようにしておく。
※お湯の温度を維持するコツは、一度ボトルにお湯を入れて中を温めておき、再度そのお湯を沸騰させて詰める。テルモス用の保温カバーを使うことです。
おすすめ用具
手袋
アクシーズクイン GORE-TEX Grip Light
ゲイター
アクシーズクイン クナイ
エクスペド Impulse 30
テルモス
THERMOS ステンレスボトル
コンロ・クッカー 一体型
ジェットボイル 1824380 JB.マイクロモ
以上冬のハイキングを楽しむコツを述べました。「免疫力を高めて、健康生活!」
健康と感動をサポートする石井スポーツから皆様への提案です。
本社ヶ丸