雪倉岳
おすすめの山 「雪倉岳」
今月は、雪倉岳のバックカントリーコースを紹介しましょう。
昨年は暖冬の影響で、登路が閉ざされて滑走できませんでしたが、今年は期待できます。とは言え、沢の割れや、濃くしげる樹々もあり慎重にコースを選ぶ必要があると思いますが、一般的な注意を払えば、快く私たちを迎えてくれると思います。
今年こそ、雪倉岳にシュプールを刻みませんか
おすすめのコース
栂池より天狗原経由で蓮華温泉を目指します。白馬乗鞍岳から天狗の庭経由で滑り込むのがおすすめです。筆者は兵馬の平にテント泊をして瀬戸川のスノーブリッジを渡って雪倉岳に登り登路沿いに滑走しました。
下山は栂池に戻るもよし、木地屋に向かうクラッシックルートを滑るもよしです。注意点は後半で悪天候になれば、側面からの雪崩の危険性が高いルートを下山することになるので、予備日と食料は充分に用意しましょう。
必須携行備品
アバランチギア一式 バックパック GPS(アプリ等OK)テント泊装備 食料3日分(非常食2日分は必要)
バックカントリースキーの楽しみ
春は山の雪も落ち着き、雪をまとった山々をスキーで縦横に駆け巡る楽しみは何者にも代えがたい魅力があります。ワハハと笑いながら思う存分雪の山を楽しんで欲しいと思います。
バックカントリースキーの用具選び
この時期、スキー板はフルロッカーではなく、キャンバのあるタイプが硬いバーンでも足元のグリップが良く安定した滑りが可能なのでオススメです。ビンデイングは当然軽く歩きやすいテックビンディングが定番ですが、スキーブーツも歩行性、滑走性、軽さを高次元でバランスさせた、軽量ツーリングブーツで足元軽く軽快に行きましょう。
スキーシールはシールワックスを用意し、シールが濡れないようにするのはお約束です。最近はモヘアミックスで、コンパクトに収納できるシールが各社から出ています。スキーポールはハイクアップに備えて2段式の調節とロックが確実なタイプを選び、ザックはゴーグル、アバランチギアなどバックカントリーに必要な装備に加えて、春はウエアの着脱もあるのでミディアムサイズのザックを選びましょう。また、雪質がどんどん変化する春のスキーツーリングでは滑走ワックスとプラのスクレイバーは必需品です。
バックカントリースキーのウエアリング
バックカントリーのハイクアップ時は運動量が多いので、汗をかきやすい状況に加え、外気温が低く汗冷えを起こしやすい状況です。
唯一の解決策はアンダーウエアの下に疎水性が高く水分をすぐに逃がすドライレイヤーを着用することです。上に重ねるアンダーウエアも速乾性・通気性の高いものにしましょう。さらに防風性のある薄手のソフトシェルを重ねると冷たい風や木々からの落雪の濡れに対応できます。
いずれにしても、歩き始めは少し肌寒いぐらいでスタートするのがコツです。当然、森林限界以上の行動と滑走時は透湿性に優れた防水ジャケットを着用するのはお約束ですね。
春のテント泊スキーツーリングの楽しみ
厳冬期に比べ、春のツーリングは陽光もあり、テント泊スキーツアーが楽しめますが、重荷を背負っての滑走は辛いものがあります。シングルウォールテントや雪洞やイグルーを活用しましょう。スリーピングバックも防水透湿生地を使ったモデルがぬれにも強く、快適です。
おすすめ用具
以上、バックカントリースキーを楽しむポイントと用具の選び方について述べました。 ぜひ、春のきざしを感じて、楽しく雪山を楽しんでいただけたら幸いです。
「春の陽光のもと、元気にバックカントリースキー!」
健康と感動をサポートする石井スポーツスタッフから皆様への提案です。
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