おすすめの山 来拝山
今月は富山の来拝山(らいはいざん)を紹介しましょう。
来拝山は古くから立山登拝の山として知られていました。今では国立立山青少年自然の家が近くにあるので、富山県内の小中学校の野外活動で親しまれ、富山県人なら知らない人はいないと言って過言ではないでしょう。
ちっぽけな山とも言えますが、どこの山にも負けない素晴らしい展望の山です。冬は厚い雲に覆われてなかなかその姿を現してくれませんが、晴れた日に来拝山の頂上から見る神々しい立山連峰の姿はぜひ見ていただきたい絶景です。
今年素晴らしい展望の山、来拝山に登りませんか。
おすすめのコース
【コースの特長】
登山道には標識やテープがあるので、冬ワカンやスノーシューを使ったハイキングも安心して行くことができます。しかし、低山とは言え吹雪になると一気に本格的な冬山になるので、条件をよくつかんで登りましょう。天気が良くないときは周辺を散策するだけでも、カモシカや猿・うさぎさんの足跡は勿論、ひょっこり出会うこともある、自然豊かな低山です。
一年の計は元旦にあり
改めまして「あけましておめでとうございます。」本年も石井スポーツ 登山の日をよろしくお願いします。今回はスノーシューハイキングとアウトドアクッキングにフォーカスをあてたいと思います。
スノートレッキングを楽しむ
スノートレッキング。雪面に点々と残る兎やキツネの足跡を追いかけると、ひょっこりと兎に出会うこともあります。何か視線を感じるなと思えば、木の陰からカモシカさんがこちらを見ていることも。
スノートレッキングの装備
ワカン 豪雪地帯に伝わる日本古来の雪山用具
その歴史は古く、縄文遺跡である八戸市是川遺跡からワカンジキの一部が発見されています。軽量でコンパクト、急斜面の登下降やアイゼンを併用して稜線で使用するなど、日本の山岳地形で使いやすく雪山の必携品です。
スノーシューは雪山の魔法の絨毯
雪山の楽しみを味わわせてくれる魔法の絨毯がスノーシューです。靴だけではももまで潜り、ちっとも進まない雪の原もサクサクと進むことが出来ます。クライミングサポートが装着されたモデルならば、かなりの急斜面でも楽に登高が可能です。
トレッキングポール
スノートレッキングの必需品。雪の上を歩く時にバランスをとります。深雪では、バックカントリースキーのストックはバランスが良くて使いやすいですね。
防寒ブーツ
スノーシューで雪原を行くためには、防水が良くて保温性の良い防寒ブーツがお勧めです。冬の寒い日や雪が降った時通勤にも使えますから、一足あれば冬の間毎日活躍するでしょう。靴下はウールがお約束ですが、インソールを保温性の高いものを使用するとより快適です。 特に防寒ブーツは底が柔軟な構造なのでインソールを入れるとより安定して歩きやすくなります。
ゲイター(スパッツ)
いくら防水の良い靴でも、靴の中に雪が入ればひとたまりもありません。ロングタイプのゲイターを用意しましょう。使用する靴にあわせたサイズを選ぶことも必要です。
冬のハイキングでアウトドアクッキング
年始・新年会とお付き合いも多く少し心身も疲れているときなので、リラックスしたハイキングが心身のリフレッシュに効果的です。そして、山頂で鍋焼きうどん・湯豆腐などを楽しむのはいかがでしょう。今回はハイキングでコンロを使いこなすコツと準備の工夫をお伝えします。
コンロを使いこなすコツ
①風防を用意する。
②低温用カートリッジの準備(もちろんコンロと同一メーカーを準備するのはお約束)。
③ライターを携帯(気温が低いと着火装置が効かなくなることがある)
ハイキングで炊事をする工夫
①食材をあらかじめ切って鍋に入れてすぐに調理できるようにしておく。
②テルモスの山専ボトルにお湯を用意して調理時間を短くするのもよい工夫です。コーヒータイムやカップラーメン程度であればコンロを使わず作ることができます。コツは一度ボトルにお湯を入れて中を温めておき、再度そのお湯を沸騰させて詰めると長時間温度が維持されます。
サングラス
2月ともなれば雪の上は紫外線が強いので必ず必要となります。風の強いときはゴーグルも必携ですが、登高時などは発汗が多いのでサングラスとの併用が快適です。
「用意周到な準備で安全登山」
皆様がすばらしい登山をされる事を石井スポーツスタッフ一同願っております。